絵本をたくさん読もう!楽しすぎて子どもがつい聞いてしまう!絵本の読み聞かせ方

生活の知恵

絵本は、子どもの心の発達や言葉の学習にも繋がるといわれています。
普段両親や周りの人たちが使う言葉は、どうしても言葉やニュアンスが同じになりがちですが、絵本を読み聞かせることで、今まで聞いたことのない新しい言葉に触れることができ、ボキャブラリーも増えていきます。
また、絵も分かりやすく添えられているため、言葉に加えて目からの情報もしっかり入ってきます。
このように、絵本には子どもが成長過程に必要な情報がたくさん入っているため、保育園や幼稚園でも、本読みの時間は一定時間取り入れられています。
また、読む時間は子どもと親のコミュニケーション時間にもなりますので、進んで取り入れて行きたいですよね。

しかし、いざ絵本を読み聞かせようと思っても「なかなか真面目に聞いてくれない」「どうやって読み聞かせしてあげたらいいか分からない」といった悩みが出てくる方もいらっしゃると思います。
そこで今回は、1歳8か月になる息子がいる私の経験や、保育士のママ友の絵本の読み聞かせ方法など、子どもがつい集中して聞いてしまう絵本の読み聞かせ方をご紹介していきます!

まずは絵本選びから!子どもの月齢に合った絵本を選ぼう

先述したように、絵本の読み聞かせは子どもの成長にとってとても良い効果を期待できます。
しかし、そのためには、まず、その子に合った絵本を探すことが大切です。
まだ言葉が分からないうちから長い絵本を読んでも、子どもは聞いてくれませんし、それが苦痛になってしまうと「絵本は楽しくない」と思ってしまいます。
子どもの成長によって、絵本の好も分かれてきますが、初めのうちは月齢に合わせたものからスタートしましょう。

・0歳児
私も息子に早くから絵本を読み聞かせしようと張り切って色々取り揃えましたが、正直、0歳のうちはまだ内容もはっきり分かりません。
ですので、0歳の赤ちゃんには「目で見てはっきり分かる絵」が添えられているものを選びましょう。
色分けがはっきりしているものは、0歳の赤ちゃんでも見分けることができます。

また、0歳児向けの絵本は、しっかりとした紙で作られているものにしましょう。
0歳はまだ口に色んなものを入れる時期ですので、口に入れても破れない、丈夫な素材の絵本を選んでください。

・1歳児
1歳になると言葉の意味が少しずつ分かるようになってきます。
同時に、その子の好きな物が出てきます。
乗り物や動物、恐竜や食べ物、子どもが好きな物をテーマにしている絵本を読んであげると、興味も持ちやすくなります。

私の息子は、乗り物が好きなのですが、電車や車をテーマにした絵本を読み始めたところ、急激に絵本の読み聞かせ時間が増えました。

・2歳児
2歳になってくると、自分の生活する周りのことがほとんど理解できるようになりますので、絵本は、挨拶やごはん、お風呂などの生活習慣をテーマにしたものを選んでみると良いでしょう。

登場人物のキャラクターもインパクトの強いものでも楽しめます。
絵本の主人公や周りの登場人物の真似をするのも成長の一環ですので、ママやパパも一緒になって楽しんであげてください。

・幼児期
幼児期に入ってくると、内容の濃い絵本でも楽しめるようになります。
ママやパパと一緒に絵本を選んで、お子さんが好きな絵本を見つけてあげることもできますので、図書館や本屋さんに定期的に足を運んでみるのはいかがでしょうか。

 

子どもが見入っちゃう!頭を刺激する読み聞かせ方法

この章では、子どももつい聞いてしまう、絵本の読み聞かせ方法を紹介します。
絵本の読み方は人それぞれですし、その違いが子どもの脳を刺激します。
また、長い絵本を読めるようになったら、記憶力を発達させる方法もありますので、ご紹介していきますね。

・絵本を動かす
保育士のママ友の読み聞かせを見せてもらった時、絵本を実際に動かしていることにびっくりしました。「ガタンゴトン」という音の時は、ガタガタと絵本そのものを動かしていて、見ている子どもたちは釘付けでした。
「好きな物をテーマにしているのになかなか聞いてくれないな」という時は、絵本を動かして、物の音や動作をママやパパの体も使って表現してみるのはいかがでしょうか。

・登場人物の気持ちを考える
絵本の主人公や周りの登場人物の気持ちの変化を、お子さんと立場を置き換えて「あなたならどうする?」や「このとき、どんな気持ちかな?」と、子どもの考えを聞いてみるのも、とても良い学習効果に繋がります。
「相手の立場に立って物事を考える」という道徳的な教育にもなりますので、お子さんが少し大きくなってきたら取り入れてみてください。

・読み手を変える
子どものお気に入りの本も、毎日読んでいると読み手も飽きてきてしまいますよね。
そんな時は、パパに交代したり、ママに交代したりしてみるのはいかがでしょうか。
読み方は人それぞれですので、テンポやリズムが異なると、子どもも新しく刺激になって楽しめますよ。

・長い絵本は、日を跨いで読む
幼児期のお兄ちゃんお姉ちゃんになると、長い絵本も読めるようになりますので、日を跨いで読むと記憶力の発達を助けてくれます。
夜寝る前などに「続きはまた明日ね」と途中で切り上げて、次の日に続きから読むことで子どもの脳内で「機能はどんな話だったかな」と記憶をたどる訓練が行われて、記憶力アップに繋がります。

まとめ

今回は、絵本の読み聞かせ方法についてご紹介してきました。

子どもに絵本を読み聞かせるのって、難しいですよね。
なかなか聞いてくれなかったり、逆に1日に何回も同じ絵本を読まされて、親が飽きてきてしまったり・・・
でも、絵本は子どもの成長にメリットしかありません!
毎回読み方を変えてみたり、子どもと話ながら話を進めたりすると、ママやパパも楽しく絵本を読むことができるかもしれません。

親と一緒に読んだ絵本は大人になっても、どこか懐かしく心温まりますよね。
絵本の読み聞かせは親が子どもに贈れる知識のプレゼントでもあります。
一緒にたくさん絵本を読んで、大切な時間を過ごしてくださいね。

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